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タマネギを育てる迫田瞬社長(右)と井川翼マネジャー=南あわじ市神代地頭方
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タマネギを育てる迫田瞬社長(右)と井川翼マネジャー=南あわじ市神代地頭方

 ちょうど収穫のピークを迎えようとしている兵庫県淡路島のタマネギ。今年の春は、新型コロナウイルスの影響で、収穫時期の早い早生(わせ)種の値段が通常の半分まで落ち込んだ。農家らは「今年は赤字覚悟」と嘆きながらも、学校給食や観光施設の再開に期待し、次の収穫準備を進めている。(吉田みなみ)

 あわじ島農業協同組合(南あわじ市市青木)によると、早生種の「七宝」は今年、直径7・5~9センチの約70個(計20キロ)が千円ほどで取引され、例年の5~7割の値段だったという。今年は暖冬で、他の産地も含めてタマネギが豊作といい、担当者は「市場の需給が合わない上に、新型コロナで学校給食や飲食店の需要が減った。加工業者などが休業に入ったことも影響したのでは」とみる。

 5月下旬から始まる「中生(なかて)」の収穫に向け、農薬を散布していた男性(77)=同市=は「育てる手間は普段と変わらないのに収入は減り、このままではやっていけない。学校給食の再開や外食産業が盛り上がって消費が増えてほしい」と漏らす。

 島内の観光施設や飲食店などにタマネギを卸している「2525ファーム」(同市神代地頭方)は、春から卸先の休業が続き、売り上げは前年の5割ほどに。収穫後の早生種の冷蔵保存にかかる費用もかさむという。

 迫田瞬社長(36)は「休業中の施設が再開すれば状況も変わるはず。おいしいタマネギを届けることに専念したい」と話した。

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