淡路

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庭先に降り立ったアサギマダラ=淡路市(海部伸雄さん提供)
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庭先に降り立ったアサギマダラ=淡路市(海部伸雄さん提供)
確認した「YAKU」「4/30」などのマーキング=淡路市(海部伸雄さん提供)
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確認した「YAKU」「4/30」などのマーキング=淡路市(海部伸雄さん提供)
神戸新聞NEXT
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 「旅するチョウ」として知られるアサギマダラが、兵庫県淡路市の海部みどりさん(64)宅の庭に飛来した。羽のマーキングから、鹿児島県・屋久島から海を渡り、600キロ以上を北上してきた個体と判明。海部さんは「こんなに小さいのに、すごい距離を飛んできたんだなあ」と、チョウの神秘に思いをはせる。(上田勇紀)

 みどりさんは退職後、県立淡路島公園(淡路市)のボランティアグループに所属。観察活動に参加するなどし、長距離を移動するアサギマダラについて本格的に調べ始めた。

 今月7日朝、庭のスイゼンジナに、淡い藍色の羽が特徴的なアサギマダラがいるのを発見。体長は約10センチ。よく見ると、羽に「YAKU」「4/30」などとマーキングしてあるのに気付いた。

 早速、夫・伸雄さん(69)が撮影。弱らないよう、すぐに逃がした。愛好家らのメーリングリストで確認したところ、鹿児島県屋久島町の久保田義則さん(79)が4月30日、同町内で印を付けた個体と分かった。

 愛好家らには、マーキングによって飛来距離や時期などを確かめるネットワークがある。「目の前にいるチョウがどこから来たのかが分かり、チョウを通じていろんな人と知り合える。それが面白い」と、みどりさんは魅力を語る。伸雄さんも「けなげな姿に感動した」とうなずいた。

 15年以上前から屋久島で観察しているという久保田さんは「私がマーキングした個体が淡路島で見つかったのは2例目。秋の南下と違い、春の北上は確認が少ない。今年の春は徳島県などで見つかるケースが多く、もう報告は終わったかと思ったが、知らせを聞いてうれしい」と話した。

 関西最大級のチョウ温室を備える伊丹市昆虫館によると、アサギマダラは2千キロを移動した例もあり、日本から台湾へ飛んだ個体なども確認されているという。

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