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津波によってメガフロートはどうなるのか。シミュレーション結果を説明する前田克弥上席研究員=南あわじ市立図書館
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津波によってメガフロートはどうなるのか。シミュレーション結果を説明する前田克弥上席研究員=南あわじ市立図書館

 兵庫県南あわじ市にある人工浮島「メガフロート」について、同市は2日、南海トラフ地震による津波被害のシミュレーション結果を、市役所と市立図書館の2カ所で住民や市議に説明した。想定最大規模の津波で漂流し、被害を拡大させると心配されてきたが、研究者は漂流の恐れがほぼないことを指摘した。

 同市は、津波による漂流の恐れから撤去方針を固めていたが、試算に使った津波の流速や高さは、福良湾口付近の数値だったことが判明。メガフロートは湾口から約1・2キロ離れており、国立研究開発法人「海上・港湾・航空技術研究所」に、改めてシミュレーションを依頼した。

 この日は同研究所上席研究員の前田克弥さんが結果を報告。漂流には、海水面の上昇で抜けるケースと、流速で壊れるケースがあり、抜けるときの津波の高さは約6メートル。試算では最高でも約4・8メートルだった。

 壊れるケースについても、設置された2001年時点での構造と流速を計算し、係留機能が失われる恐れが低いことを説明。ただ、設置から約20年が過ぎて溶接部分の腐食なども心配され、3年に1回程度の保守点検の必要性を訴えた。

 同市は6月から海中の腐食状況などを調査しており、その結果を待って検討会を設置。秋ごろには今後の方向性を決める方針という。(高田康夫)

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