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換気のしやすい資料室で、「北アルプスの山と花写真展」の準備が始まる=淡路市多賀、淡路文化会館
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換気のしやすい資料室で、「北アルプスの山と花写真展」の準備が始まる=淡路市多賀、淡路文化会館

 兵庫県立淡路文化会館(淡路市多賀)で19日、新型コロナウイルスの影響により中止していた「美術展示」が5カ月ぶりに再開する。換気のしやすい部屋を使ったり、来場者に手指消毒を呼び掛けたりして感染防止対策を徹底。再開第1弾は写真展で、市民の幅広い作品を通じた憩いの場が復活する。(上田勇紀)

 文化会館は1972年開館。高齢者大学・大学院「いざなぎ学園」の運営や、講堂など施設の貸し館事業のほか、「美術展示」として主に島内の個人・団体の作品を入れ替わりで展示。出展者と、会館の指定管理者である公益財団法人「兵庫県生きがい創造協会」(加古川市)が共催するなどし、2020年度は35の展示を予定していた。

 だが、新型コロナ感染防止のため、19年度終盤の2月23日以降、展示を中止。政府の緊急事態宣言後は、県の方針で4月8日から5月24日まで休館した(屋外は17日まで)。

 施設再開後も、展示場所の一つ「美術展示室」で換気がしにくいことや、出展者側の準備が整わないことなどから中止が相次いだ。休館中に予定していたものを含め、既に20年度分の4割に当たる14の展示で中止が決まった。

 「耐震工事などを除けば、これだけ長い期間にわたって展示がなかったのは初めてのこと」と、山中貞利・副館長。文化の灯(ひ)をどのようにして守っていくか。模索を続けながら衛生面で知恵を絞った。

 美術展示室には換気設備取り付けの工事が決まり、近く始まる。その間は資料室に場所を移して開催。来場者には事務室で連絡票に記入してもらい、マスク着用や対人距離の確保なども呼び掛ける。

 再開の第1弾は19~29日、淡路市の米田泰幸さん(78)による「北アルプスの山と花写真展」。中部山岳国立公園の山と、そこに咲く花々の写真約35点を予定する。

 米田さんは「北アルプスはスケールが大きい。若いころに撮影した夏山の写真などを楽しんでもらえたら」。山中副館長は「まさにスタートという気持ち。職員も意気込んでいる」と話している。

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