淡路

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運用管制室で業務に当たる菊妻みなみさん(手前)と市村美緒さん=大阪湾海上交通センター
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運用管制室で業務に当たる菊妻みなみさん(手前)と市村美緒さん=大阪湾海上交通センター
市村美緒さん(左)と菊妻みなみさん=大阪湾海上交通センター
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市村美緒さん(左)と菊妻みなみさん=大阪湾海上交通センター

 航行中の船に情報提供や勧告などを行う大阪湾海上交通センター(兵庫県淡路市野島江崎)の運用管制官にこの春、2人の若い女性が着任した。海上保安学校(京都府)に新設された専門課程を卒業した1期生で、現場での厳しい研修と審査を経て資格を取得。29日には認定証の伝達式があり、明石海峡航路の安全を守る決意を新たにした。(吉田みなみ)

 菊妻みなみさん(21)=姫路市出身=と市村美緒さん(20)=横浜市出身。運用管制官は海上保安官の職種の一つで高い技能が求められる。2018年の台風21号で、流されたタンカーが関西空港の連絡橋に衝突した事故では、その後に暴風雪時の船の停泊方法が改正されるなど、現場対応も常に進化している。

 2人は18年に同保安学校に新設された「管制課程」で、2年かけて語学や無線通信、運用管制に関する知識を学び、第一線に配属後は先輩管制官と共に業務に就きながら研修を重ね、審査合格へ向けて勉強を続けてきた。

 同センターが担当する明石海峡航路は、1日に約600隻が行き交う日本有数の主要水道。事故が起きないよう24時間態勢でレーダーやテレビカメラなどで監視する。管制官の業務について菊妻さんは「指示の遅れは事故につながる。戸惑いは許されない」と厳しく話す。

 菊妻さんは、海上保安官が題材のドラマ「海猿」が好きだった母の影響で興味を持ち、好きな英語も生かせる管制官を目指した。市村さんは、釣りが趣味だった祖父の影響で幼い頃から海に親しみ、海に関する仕事で人の役に立ちたいと志望した。

 伝達式で菊妻さんは「目に見えないハザードを一つでも多く見つけ、海難を防ぎたい」、市村さんは「海洋関係者に愛される管制官を目指す」と決意表明した。

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