7月4日から再開したサッカーJ1リーグで、ノエビアスタジアム神戸(神戸市)のホームゲームで活躍したヴィッセル神戸の選手に、兵庫県産ブランド牛肉が贈られている。同月26日のガンバ大阪戦では、アンドレス・イニエスタ選手に淡路ビーフが贈呈された。(赤松沙和)
新型コロナウイルスの経済対策として県などが実施し、ヴィッセル神戸もPRに協力する観光支援事業「Welcome to Hyogoキャンペーン」の一環。県の特産品をPRして消費を喚起しようと、12月までのホームゲーム全16試合で、牛がモチーフのクラブマスコット「モーヴィ」にちなんで、神戸ビーフ▽三田肉・三田牛▽淡路ビーフ▽湯村温泉但馬ビーフ-の5万円相当のステーキ肉を順番に選手へ贈る。
26日は淡路ビーフの初回で、淡路ビーフブランド化推進協議会は「選手においしく食べてもらい、活躍してみんなに元気を与えてもらえたら」と話す。
また、県産ブランド和牛を5千円以上購入、飲食すると千円分のビーフ券がもらえる県の販売促進事業には、淡路ビーフを扱う島内外32店舗が参加中。9月末までで、コロナ禍で落ち込んだ消費の回復を目指す。
