淡路

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 新型コロナウイルスの影響で延期されていた「春祭り」のだんじりなどにぎわい行事が、感染の再拡大を受けて秋も開催できない状況に陥っている。だんじりが盛んな兵庫県南あわじ市の福良や阿万、賀集地区では、すでに中止を決定。厄年の男性がみこしを担ぐなど地域で脈々と続いてきた伝統行事への対応にも苦慮している。(高田康夫)

 同市阿万地区にある亀岡八幡宮では2日、10月に延期を決めていただんじりの中止を決定したという。だんじりとともに、各地区の祭礼団が境内で奉納するだんじり唄が特徴の祭りだが、情感を込めて声を張り上げるため、飛まつを防ぐことは難しい。一方で、秋祭りは9月20日に開催予定で、露店などは出ずに、国指定重要無形民俗文化財の「阿万の風流大踊小踊(おおおどりこおどり)」や武道の奉納などにとどめるという。

 福良八幡神社の春祭りも、だんじりやみこしは10月に延期したものの、新型コロナの収束が見込めない中で中止を決めた。観光地で島外の人も楽しめる派手な祭りになってきただけに、「3密を防ぐのは難しい」と判断。毎年10月の「女みこし」も中止になった。秋への延期を決めていた賀集八幡神社のだんじりも、すでに中止を決めているという。

 多くの祭りでは厄年がみこしを担ぐなどの伝統が代々受け継がれているが、年間を通じて中止になることで、今年の世代が担げなくなる。地域によっては、来年の春祭りのみこしを合同で担ぐ案や、担ぎ手を前厄から本厄に変える案などが出ているという。

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