淡路

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出張プロジェクトを前に、職員が行った防災教育の研修。毛布を担架にして人を運ぶ=国立淡路青少年交流の家(同施設提供)
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出張プロジェクトを前に、職員が行った防災教育の研修。毛布を担架にして人を運ぶ=国立淡路青少年交流の家(同施設提供)
アドベンチャーラリーの研修=国立淡路青少年交流の家(同施設提供)
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アドベンチャーラリーの研修=国立淡路青少年交流の家(同施設提供)

 小学5年生の宿泊行事「自然学校」が新型コロナウイルスで縮小を迫られていることから、国立淡路青少年交流の家(兵庫県南あわじ市阿万塩屋町)は8月下旬から、職員が出張で体験活動を提供する初のプロジェクトを始める。学校や公園に日帰りで出向き、淡路島内や阪神間、東・北播磨地域の計約40校に、野外炊事や防災教育などを実施。「学校と協力し、子どもたちが成長できる自然学校を応援したい」としている。(上田勇紀)

 自然学校は1988年、生きる力を育もうと兵庫県が始めた。県内公立小5年生が対象となり、当初は5泊6日だったが、2009年から4泊5日以上になった。

 青少年交流の家では毎年、淡路島内や東播磨地域などの小学校を受け入れている。カッターボートを海でこいだり、野外で協力して炊事をしたりと、学校や家庭を離れた貴重な体験が行われてきた。

 だが、今年は新型コロナの影響が広がる。バス移動や宿泊への配慮に加え、休校が長引いて授業日数を確保する必要もあり、施設には延期や大幅な縮小の連絡が相次いだ。「自立が促進される、5年生の時だけの行事。何か手伝えないかと思った」と大本晋也所長。6~7月、県内の近隣地域の学校に呼び掛け、出前講座の希望を募った。

 「反響は大きく、これまでうちの施設を利用していなかった学校からの申し込みも多かった」と大本所長。縮小して校庭で行う計画を模索していた学校も多く、ニーズがあった。午前中のメインプログラムでは、簡易かまどやピザ釜を使い、火起こしから行う「アウトドアクッキング」▽グループで協力して課題を解決する「アドベンチャーラリー」▽防災体験▽環境教育-から選択。午後は藍染め体験などから選ぶクラフト活動を行う。

 職員は既に研修を行い、感染防止対策の徹底や、子どもたちが楽しみながら学べるような工夫を確認。8月下旬から11月下旬の出張に向け、学校側と連携しながら準備を整える。大本所長は「正解が一つではない体験活動を通じ、自分と他者との関係を知る。学校と一緒にプログラムを作り上げていきたい」と話す。

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