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解体撤去予定の公設市場と市営住宅=洲本市本町4
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解体撤去予定の公設市場と市営住宅=洲本市本町4

 兵庫県洲本市が、開設から55年がたち、老朽化が進む市公設市場と市営住宅船場団地(洲本市本町4)について、建物の解体撤去工事計画を本年度中にも作成することがわかった。営業する4店舗のうち3店舗は来年1月ごろに退去予定という。11日の市会産業建設常任委員会で市当局が明らかにした。(赤松沙和)

 「すもと公設市場」は、1965年に開設。地元住民に長年親しまれてきたが、旧耐震基準の上、阪神・淡路大震災や淡路島地震でダメージを受け、老朽化も著しいことから、市は市営住宅とともに廃止、解体を決めた。かつては20店舗以上が営業していたが、後継者不足で廃業する店も多く、市によると15年ほど前から新たな店舗の受け入れもしていなかった。

 店側には2011年ごろから撤去方針を伝えており、昨年度の退去要請によって、今年3月末までに4店舗が退去。現在営業する4店舗のうち3店舗は来年1月ごろに退去予定で、1店舗は市と協議中という。住宅は昨年11月に住民の転居が完了している。

 跡地の活用は計画中。市による新たな商業施設の予定はないが、移転や廃業する店舗以外に「解体後の更地で営業を続けたい」との声もあり、市は要望も踏まえながら検討していく。

 市は、9月市会に補正予算として解体撤去工事設計費400万円を計上。今後は店舗の退去、協議などがまとまり次第、具体的なスケジュールを決定する。

 開設当時から営業を続ける鮮魚店「花光」の3代目で、同市場協同組合理事長の花野光彦さん(46)は「市場廃止は断腸の思い。廃業も多く仕方がないが、できる限り続けたかった」と残念がる。同店は撤去後の更地で営業を続けるつもりだったが、今後の日程が見通せないことなどから新たな移転先を決めた。「コロナ禍で厳しい中での決断。活路を見いだし、新しい場所でも頑張りたい」と話した。

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