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画業30周年を迎えた瀬尾隆二さん(右)と陶工の前田幸一さん=鶴来窯
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画業30周年を迎えた瀬尾隆二さん(右)と陶工の前田幸一さん=鶴来窯

 水墨画や油絵、漫画などを描き、今年で画業30周年を迎えた画家、瀬尾隆二さん(46)=兵庫県南あわじ市=が、友人で「鶴来窯(かくらいがま)」(南あわじ市)の陶工、前田幸一さん(48)と会員制交流サイト(SNS)などに作品の写真を投稿し、ウェブ展示を始めた。もともと、春ごろに2人で記念展を開く予定だったが、新型コロナウイルスの影響で延期に。瀬尾さんは「本物を見ることにはかなわないが、作品の雰囲気だけでも伝わればうれしい」と話す。(吉田みなみ)

 瀬尾さんは、東京芸術大で油絵を専攻。卒業後は画家や漫画家として活動していたが、2005年ごろから水墨画にも取り組み始めた。

 15年来の付き合いという前田さんと共に今年5月に開く予定だった回顧展は、新型コロナのため延期を決めた。2人は「いずれ回顧展はもう一度企画するつもりだが、感染拡大が収まるのはいつになるか分からない。それなら作品を公開していろんな人に見てもらいたい」とウェブ展示の準備に取り掛かった。

 7月中旬、会場として借りる予定だった厳島神社(同県洲本市本町4)に、2人の作品計約40点を運び込み、展覧会のように並べて写真を撮影した。瀬尾さんの作品は、亡くなった祖母を思った「蓮池図」や、何もない場所に迷い込んだ子犬を描いた「仔犬(孤犬)図」など、自身の心情を映したものばかり。前田さんは、安土桃山時代の焼き物「古伊賀」の一輪挿しや水差しなどを並べた。

 写真は、瀬尾さんのギャラリー「燕来堂(えんきどう)」や、前田さんの「鶴来窯」のフェイスブックなどで公開中だ。瀬尾さんは「実際に作品を手にして感じる良さや空気感もある。展示会ができる日が訪れたら、ぜひ実物を見に来てほしい」と話す。

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