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福良湾の魚などが飼育されるミニ水族館=南あわじ市福良乙
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福良湾の魚などが飼育されるミニ水族館=南あわじ市福良乙

 兵庫県南あわじ市福良地区を盛り上げようと、空き家を利用して2年前から福良湾の魚などを試験的に飼育してきた「ふくら町なかミニ水族館」が、本格的にオープンした。昨年の福良八幡神社の春祭りでお披露目予定だったが、水質管理などがうまくいかず見送りに。2年間試行錯誤し、やっと安定して魚を育てられるようになった。今後は水族館のPRや飼育ボランティアの募集などに取り掛かる予定だ。(吉田みなみ)

 観光客が多い観潮船の発着場や道の駅周辺から町中にも足を運んでもらい、にぎわいを取り戻そうと「福良町づくり推進協議会」が企画した。ミニ水族館は慈眼寺(同市福良乙)前にある古民家で、水槽や魚は住民や漁師らから譲り受けた。地元の60~80代5人が飼育ボランティアを務め、これまでに約40種の海水魚や淡水魚を育ててきた。

 当初、市販の浄水器では大きめの水槽の循環が間に合わず、水が濁って魚が死んでしまうことが続いた。飼育ボランティアの中心の河野博さん(75)=同市=は、プラスチックケースに備長炭や小石、フィルターなどを入れたろ過装置を手作りし、根気強く改良を重ねた。今では海水なら半月に1回の入れ替えで済むほど水をきれいに保てるようになり、河野さんは「水槽が汚れていたら寄っていこうという気も起きない。まずは人を呼び込む下地ができた」と喜ぶ。

 現在は10個ほどの水槽で、福良湾のアジやベラのほか、メダカや金魚なども育てている。今後は飼育メンバーを募集しつつ、地元の店などと協力して飲食スペースを設けたり、高齢者と子どもが触れ合える竹細工教室などを開いたりしたいという。河野さんは「お金をかけず、みんなでつくってきた水族館。福良地区全体で盛り上げていけたら」と話す。

 午前9時~午後4時。

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