淡路

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試写会後、打ち合わせをする河合健監督(手前)ら=洲本市本町4
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試写会後、打ち合わせをする河合健監督(手前)ら=洲本市本町4
「なんのちゃんの第二次世界大戦」の一場面(なんのちゃんフィルム提供)
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「なんのちゃんの第二次世界大戦」の一場面(なんのちゃんフィルム提供)

 全編淡路島ロケで、俳優の吹越満(ふきこしみつる)さんが主演を務める長編映画「なんのちゃんの第二次世界大戦」が完成し、このほど兵庫県洲本市の洲本オリオンで試写会が開かれた。島内の出演者やロケ地の関係者ら約30人が参加し、1時間52分の大作に見入った。12月に島内で先行上映の催しを行い、来年1月ごろから順次、東京や大阪、島内などで公開を予定する。(上田勇紀)

 映画は、大阪府岸和田市出身の河合健さん(30)が脚本・監督を務めた。主なロケ地となる理想の石材店を探し求め、全国約千カ所の中から南あわじ市の店にたどり着いた。島民の温かい人柄に触れ、全編島内ロケを決定。昨年6~7月、島内3市で撮影を行った。

 ロケ地は石材店のほか、洲本市の公設市場や南あわじ市役所、淡路市の大磯地区や墓地など約15カ所。映画では架空の街の設定で、太平洋戦争の平和記念館設立を目指す市長(吹越さん)や、街の外れに住む石材店経営・南野家のおばあちゃん(大方斐紗子(おおかたひさこ)さん)、孫(北香那(きたかな)さん)らが登場する。淡路島の人たちも重要な役どころやエキストラとして、小学生~90代の約130人が出演している。

 試写会の上映後には、客席から大きな拍手が沸き起こった。警察官役で出演した淡路市の男性(62)は「映画ってこんな感じで作るんやと分かり、楽しかった。一生の思い出になった」と撮影を振り返り、「この映画は面白い。いけると思う」と笑顔を見せた。

 映画は今年1月に完成後、新型コロナウイルスの影響で上映スケジュールがいったん白紙になり、今回、ようやく公開のめどが立った。河合監督は「平成元年生まれの僕と、太平洋戦争終戦から75年の距離を映画にしたいと思った。島民の皆さんの協力で作ることができたので、ぜひ島の人たちに見てほしい」と話す。

 試写会終了後には洲本商工会議所の会館に場所を移し、先行上映について河合監督や島内の出演者らが話し合った。ロケ地紹介などで支援する淡路島フィルムオフィスは「島の人たちと一緒に考えるスタイルで、今後の展開が楽しみ。公開に向け引き続き協力していきたい」としている。

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