淡路

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庚午事変150年特別展のチラシ(淡路文化史料館提供)
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庚午事変150年特別展のチラシ(淡路文化史料館提供)
事件を首謀した一人である大村純安が、庚午事変後に弟鹿島秀麿に宛てた手紙。初公開(淡路文化史料館提供)
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事件を首謀した一人である大村純安が、庚午事変後に弟鹿島秀麿に宛てた手紙。初公開(淡路文化史料館提供)
大村純安の辞世(淡路文化史料館提供)
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大村純安の辞世(淡路文化史料館提供)

 徳島藩領の淡路島が兵庫県に編入される契機となった1870(明治3)年の「庚午(こうご)事変」から今年で150年。淡路文化史料館(同県洲本市山手1)は、17日から特別展「最後の侍たち 徳島藩士と稲田家臣、それぞれの正義」を開催する。掛け軸や手紙など初公開の資料も含めた約70点を通して、稲田家と徳島藩士双方の正義や事件の全貌に迫る。12月20日まで。(赤松沙和)

 徳島藩筆頭家老として淡路島を治めていた稲田家の分藩独立運動をきっかけに、洲本在住の徳島藩士が同家を襲撃した事件。稲田家側は子どもを含む17人が犠牲となり、徳島藩士側は切腹や流罪などにより19人が亡くなったとされる。

 同館には事件を首謀した一人、大村純安の弟鹿島秀麿が保管していた事件前後の文書など数百点が数年前に寄贈されており、特別展では大村が弟に宛てた手紙などを初めて公開する。

 ほかに2人の辞世、流刑となった藩士と鹿島の手紙のほか、民家のふすまの下から見つかったという稲田家家臣が事件の直後に状況を記した走り書きなど、同館や個人、徳島県立文書館などが所蔵する貴重な資料を展示する。

 特別展はもともと、事件のあった5月に合わせて開催予定だったが、新型コロナウイルスの影響で延期となっていた。同史料館の金田匡史館長は「150年がたって事件を知らない人もいる。稲田家と徳島藩士双方の思いをぜひ多くの人に感じてもらいたい」と話す。

 11月7日午前10時~同11時半には、講座「『鹿島家文書』からみた庚午事変」がある。事前申し込みで先着30人程度。参加費600円(入館料込み)。期間中記念グッズのマスクケース(200円)も発売する。

 午前9時~午後5時(入館は同4時半まで)。月曜(祝日の場合は翌日)休館。大人500円など。同史料館TEL0799・24・3331

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