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日中に咲いた月下美人を見つめる池上旭さん=洲本市
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日中に咲いた月下美人を見つめる池上旭さん=洲本市

 日差しを浴びる「月下美人」…!?。兵庫県洲本市の池上旭さん(79)が、夜に咲き朝にはしぼむ月下美人の花を、日中に咲かせることに成功した。人為的に昼夜を逆転させることで開花をコントロール。池上さんは「昼ならば多くの人に見てもらえる」と地元の学校などで展示している。

 池上さんは10年ほど前、知人から月下美人の鉢植えを譲り受けた。「園芸の趣味はないが名前にほれた」と丹精したところ、数年後に花を付けるように。毎年数回咲いたが「美しい花なのに夜では見てもらえない」と、イチゴやキクなどの収穫期を制御する「電照栽培」をヒントに実験を始めた。

 小さなつぼみを確認した今年7月中旬、正午ごろから鉢に黒いビニールシートを掛け納屋の隅に。日が暮れたら白色の発光ダイオード(LED)ライトで夜明けまで光を当てた。この作業を開花までの約2週間続けると、つぼみは昼すぎに開き始め午後3時ごろに咲くようになった。

 秋の花期となる今回は、9月中旬から下旬に作業を実施。30日の昼に1輪が咲いたため、地元の保育所などで展示した。さらに今月7、8日にも咲き、小、中学校の子どもたちや知人に公開。「上品できれい」「いい香り」などと喜ばれた。

 「花が繊細に光を感じ取っていることがよく分かった。皆に見てもらえてうれしい」と池上さん。「でもやっぱり、月下美人は夜に咲く方が味わいがあるなあ」と笑った。(内田世紀)

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