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長江杯国際音楽コンクールの管楽器部門・一般の部Aで1位となった齊藤花梨さん=南あわじ市
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長江杯国際音楽コンクールの管楽器部門・一般の部Aで1位となった齊藤花梨さん=南あわじ市

 国内外の音楽家が競う「第23回長江杯国際音楽コンクール」(8月=東京都、大阪府)の管楽器部門・一般の部Aで、サクソフォン奏者の齊藤花梨(かりん)さん(22)=兵庫県南あわじ市=が1位に輝いた。新型コロナウイルスの影響で演奏の機会が減る中、「何よりも演奏ができること、生の音を聞いてもらえることが一番うれしかった」と喜びをかみしめる。(赤松沙和)

 幼い頃から鼓笛隊やピアノ、電子オルガンなどに親しみ、中学では迷わず吹奏楽部に入部。2年生で同じ管楽器のバスクラリネットからサクソフォンに転向し、3年時には吹奏楽コンクールで学校初の関西大会出場も果たした。

 淡路三原高校でも部活を続け大阪音大へ進学。朝から晩まで音楽漬けの毎日を過ごし、4回生だった昨年12月には若手演奏家が集う「堺管打楽器コンクール」で2位となるなど着実に実力をつけてきた。

 今春から大阪の府立高校で音楽講師をしながら、週末は地元で学校や個人のレッスンを行う。今回は3月の大学卒業後初めて応募したコンクールで、録音した音源による予選審査を経て、8月15日に大阪で行われた本選に臨んだ。

 本選は演奏者と審査員のみで開催。曲は「技巧的に難しく聴き応えがある」というP・スウェルツの「クロノス」を選び、見事1位を獲得した。全部門が対象の審査委員長賞も受け、「音楽ができることのうれしさを感じ、自分の演奏が認められ自信にもなった」とほほ笑む。

 島内での演奏会や、卒業記念で大学の同期と企画したリサイタルなども次々と中止や延期になり、「コロナ禍で音楽業界の厳しさを感じた」と齊藤さん。「今は来年3月に延期になったリサイタルを成功させることが目標。音楽教育にも携わり、地元のレベルをもっと上げていきたい」と夢を膨らませる。

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