淡路

  • 印刷
関係団体が集まって結んだ包括連携協定=兵庫県立淡路景観園芸学校
拡大
関係団体が集まって結んだ包括連携協定=兵庫県立淡路景観園芸学校
竹を活用して作った「竹混合ファイバー」=兵庫県立淡路景観園芸学校
拡大
竹を活用して作った「竹混合ファイバー」=兵庫県立淡路景観園芸学校

 淡路県民局は民間企業などと連携し、雑草抑制の効果が期待できる土壌改良材に、竹を混ぜて活用する研究を始める。兵庫県の淡路島内は放置竹林の面積が県内でも広く、活用で竹林の拡大を防止。のり面や植栽帯などに使い、草刈り作業を減らすことや景観保全に役立てる。(上田勇紀)

 県民局によると島内3市の放置竹林は2010年のデータで、島の面積の4.5%に相当する約2660ヘクタール。同県内では豊岡市に次いで淡路市、洲本市が広い。竹林は一般の森林に比べて保水能力が低く、土砂崩壊の危険性が高まったり、生物多様性が低下したりする課題が指摘される。

 竹の活用に向けて淡路県民局は、地表に覆って使えば、飛来した種子による雑草抑制効果などが期待できる土壌改良材を共同開発した大建工業(大阪市)と国土防災技術(東京)、一般社団法人県造園建設業協会(神戸市)、県立淡路景観園芸学校(淡路市野島常盤)と研究を進める。

 県民局などによると、具体的には島内の放置竹林から調達した竹を土壌改良材と混ぜて「竹混合ファイバー」を作る。竹をチップ化し、細かく繊維化する技術を使う。竹が全体の10%から始め、今後さらに割合を増やし、道路植栽帯などで雑草抑制の効果を2~3年がかりで検証する。竹の活用で、放置竹林の拡大防止や景観保全、草刈り作業の省力化などの効果が期待できるという。

 同園芸学校でこのほど、関係5団体による包括連携協定の調印式があった。亀井浩之・淡路県民局長は「共同研究を放置竹林の課題解決につなげていきたい」と力を込めた。

淡路の最新
もっと見る

天気(10月23日)

  • 22℃
  • 16℃
  • 90%

  • 20℃
  • 15℃
  • 90%

  • 22℃
  • 17℃
  • 90%

  • 21℃
  • 16℃
  • 90%

お知らせ