淡路

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テレワーク向けの改修を行った農家民宿「天空庵」=淡路市興隆寺
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テレワーク向けの改修を行った農家民宿「天空庵」=淡路市興隆寺
宿近くの河原で、せせらぎを聞きながら仕事ができる=淡路市興隆寺
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宿近くの河原で、せせらぎを聞きながら仕事ができる=淡路市興隆寺
ビデオ会議に集中できる専用ルーム=淡路市興隆寺
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ビデオ会議に集中できる専用ルーム=淡路市興隆寺

 山あいの農村でゆったりとテレワークを-。兵庫県淡路市興隆寺の農家民宿「天空庵」が、ポストコロナ社会の働き方を提案しようと、室内の改装や屋外の通信ネットワーク整備を行った。民宿を運営するNPO法人「兵庫ふるさと創成センター」の藤岡淳二理事長(58)は「コロナ禍以降、テレワークを希望する声が増えた。家族や仲間と長期滞在できる人たちに利用してほしい」と話す。(内田世紀)

 興隆寺地区は棚田が広がる農村集落として栄えたが、近年は少子高齢化が進む。天空庵は2009年、都市と地方の交流を図ろうと、空き家になった民家を改装し開業。田舎暮らしや農業体験が人気を呼び、多くの家族連れが訪れるようになった。神戸の大手企業も定期的に利用し、社員が家族と余暇を過ごす。

 今回の整備は、利用者から「テレワークやワーケーションに使えないか」との問い合わせが急増したことがきっかけ。町内会でIoT(モノのインターネット)推進を担当する藤岡さんは「長期滞在から定住への流れができれば」と、県の補助事業を活用し町内会を中心とした実証実験に取り組むことにした。

 天空庵は木造平屋約120平方メートルの4LDKで、物入れの小部屋を1畳半のビデオ会議専用ルームに改修。背景は無地で扉は2重に閉めることができ、子どもの声などを気にせず会話に集中できる。屋外では、近くの田んぼや河原などに無線LAN「Wi-Fi」機器を設置。ノートパソコンを持ち出し、好きな場所で仕事に没頭できる。

 今後は利用者へのアンケートを、地域創生を学ぶ地元の高校生が集約。成果をまとめ、移住促進などに役立てる。藤岡さんは「ネットワークの構築は、高齢者の見守りなどにも役立つ。地域を衰退させないよう、さまざまな方策に取り組んでいく」と話す。

 料金は1家族1カ月で5万円など。食事は自炊する。同センターTEL0799・64・1162

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