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一般公開が始まる松帆銅鐸=南あわじ市松帆西路
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一般公開が始まる松帆銅鐸=南あわじ市松帆西路
記念式典でテープカットする関係者=南あわじ市松帆西路
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記念式典でテープカットする関係者=南あわじ市松帆西路

 兵庫県南あわじ市で2015年4月に出土した弥生時代の青銅祭器「松帆銅鐸(どうたく)」の一般公開が12日から、同市松帆西路の滝川記念美術館「玉青館」で始まる。公開されるのは銅鐸全7点のうち2点と、銅鐸を鳴らす「舌(ぜつ)」7点。残りは22年度までに、保存作業を施して展示する予定。11日に記念式典が開かれ、守本憲弘市長ら関係者約20人が節目の日を祝った。(西竹唯太朗)

 銅鐸は奈良文化財研究所(奈良市)で調査が進められ、舌を銅鐸内に結んだひもの一部などを確認。つるして揺り鳴らした使用実態や、埋納された年代解明に向けた重要な手がかりが得られたという。

 金属製の古代遺物は、外気に長く触れることで、湿気によるさびや乾燥によるひび割れなどが起きる。南あわじ市には専門施設がなかったため、湿度や温度管理ができる展示ケース3台を導入して公開に向けた準備を進めてきた。

 7点中3組6点が、大きい銅鐸の内側に小さい銅鐸をはめ込んだ「入れ子状態」で発見された松帆銅鐸。会場では、内側の小銅鐸2点を展示する。うち1点にはシカの文様があり、古代人の身近に存在していたことが考察されるという。銅鐸それぞれにセットで納められていた舌7点の一部には、先端に付いたひもが見て取れる。公開に合わせた特別展として、同市内から出土した銅剣や土器など約90点も展示している。

 同市埋蔵文化財調査事務所の定松佳重さん(51)は「この展示を見れば、弥生時代の淡路島の青銅器が分かる施設にしていきたい」と話す。特別展は来年2月末まで。終了後も松帆銅鐸は常設展示される。入館料は大人500円、大学・高校生300円、小中学生150円。同館TEL0799・36・2314

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