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季節外れのタマネギを収穫する堂本秀幸さん=南あわじ市八木鳥井
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季節外れのタマネギを収穫する堂本秀幸さん=南あわじ市八木鳥井

 冷たい海風が吹き始めた晩秋の兵庫県南あわじ市八木鳥井地区の畑で、季節外れの新タマネギが収穫を迎えている。通常タマネギが味わえるのは極早生の2月ごろから。季節をずらした栽培は、淡路島観光ホテル元総料理長の堂本秀幸さん(62)が7年前から取り組む。今年は生育が早く、初めて11月中の収穫となり「一足早い新タマの味覚を届けたい」と作業に精を出す。(西竹唯太朗)

 元々、徳島県鳴門市のホテルに勤めていた堂本さん。休日に南あわじの妻の実家で農業を手伝い、野菜のおいしさに感激して12年前に移住し農業を始めた。「いつもどう調理しようかと考えながら野菜を育てている」と笑う。

 堂本さんが「超々極早生」と愛称を付けた品種は、年内の冬場に収穫できる「シャルム」。「新タマネギがない時期に料理を出したい。それが職人の発想」と、栽培に挑み始めた。

 3月末から4月にかけて種をまき、ピンポン球ほどの大きさになれば7月まで冷蔵庫で寝かせる。その後、1カ月ほど乾燥させて8月末から9月に畑に定植。夏場は虫が付きやすく、最初の2年間は失敗ばかりだったが、徐々に収穫量を増やして今年は約4トンの収量を見込む。真冬の新タマネギは、淡路島観光ホテルの宿泊客にサラダやステーキの添え物として提供される。

 今までは12月に収穫を迎えていたが、今年は暖かさの影響か、約1カ月早い収穫に。2年前から畑でヤギやニワトリを飼育し、そのふんで土を肥やして栽培する循環型農業に取り組んでおり、堂本さんは「その効果も早い成長につながったのでは」と手応えを話す。

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