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沖合から運んできたフグを水槽に移す漁師=南あわじ市福良甲
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沖合から運んできたフグを水槽に移す漁師=南あわじ市福良甲
「淡路島3年とらふぐ」(福良漁協提供)
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「淡路島3年とらふぐ」(福良漁協提供)

 冷たい海風が吹き始めた兵庫県南あわじ市福良地区で、冬の味覚「淡路島3年とらふぐ」の水揚げが本格化している。3年間かけて丸々と太らせ、高級食材として島内のホテルや京阪神の料亭へ出荷される特産品。漁師たちは、沖合の養殖場から水槽へフグを移す作業に追われている。(西竹唯太朗)

 「3年とらふぐ」は、通常2年間養殖して出荷するフグを、1年長く育てて大きくしたもの。2年ものと比べて倍近い体と、鳴門海峡の潮流で引き締まった身が特徴という。

 同地区でのフグ養殖は、1980年代に始まった。当初は2年間育てて出荷していたが、県外でも取り組む業者が増えたため、ブランド化で付加価値を高めようと、3年養殖に踏み切ったという。

 現在は、福良漁協に加盟する水産業者5社が手掛ける。フグは沖合約2キロのいけすで飼育。配合飼料で育て、出荷前には栄養価の高いオキアミやイカナゴに切り替えて良質の食材に仕上げる。

 養殖期間が長くなると、飼育の難易度は格段に上がるといい、出荷できるまでに育つのは半数ほど。いけす内で病気をまん延させないための見回りや、共食いを防ぐための「歯切り」などに気を配る。

 出荷のピークは年末で、今シーズンの総水揚げ量は例年並みの約10万匹、150トンを見込む。同漁協の前田若男組合長(50)は「手間暇かけて育てた分、本当においしい。ぜひ味わってみて」と話す。

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