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いけすに放流されるサクラマスの稚魚=南あわじ市福良丙
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いけすに放流されるサクラマスの稚魚=南あわじ市福良丙
「淡路島サクラマス」。出荷時には1キロを超える個体も=南あわじ市福良丙
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「淡路島サクラマス」。出荷時には1キロを超える個体も=南あわじ市福良丙

 淡路島の春の味覚として知名度が上がっている「淡路島サクラマス」の養殖が3日、兵庫県南あわじ市の福良湾で始まった。今シーズンは2業者で約1万7500匹が養殖される。来年3月1日に解禁され、島内の飲食店や宿泊施設でサクラマスを使った料理が提供される。(西竹唯太朗)

 サクラマスは、静岡県の養殖業者から仕入れた300グラム前後の稚魚を、冬の間に1キロ以上に育てて出荷する。育成過程の終盤で、ポリフェノールを含んだタマネギの皮などを餌として与えることで、さばいた後も味や鮮度が劣化しにくくなるという。

 福良湾での養殖は、目立った味覚の乏しい春季の特産品をつくろうと、2015年から始まった。当初は、全て同じいけすで育てたため、小型の個体が餌を食べられず死ぬといった失敗もあったが、近年は養殖技術を確立し、成長途中で減少する個体を大幅に減らしたという。

 この日は早朝に稚魚を載せたトラックが港に到着。淡水で育ったサクラマスを海水に慣らすため、いけす内に張られたシートの中に、稚魚が次々と放流された。約2時間後にシートが取り払われ、いけすは福良湾の沖合約1キロの養殖場まで船に引かれていった。福良漁協の前田若男組合長(50)は「例年より大きな稚魚が多いので、さらに大きく育ちそう。立派に育てて出荷したい」と力を込める。

 シーズン解禁後は、同市や観光業者などでつくる「淡路島サクラマスプロモーション実行委員会」が、サクラマスを使った料理84メニューを島内39店舗で提供する予定という。

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