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慰霊碑に向かって手を合わせる遺族ら=鳥ノ山展望台
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慰霊碑に向かって手を合わせる遺族ら=鳥ノ山展望台

 明石海峡で転覆し、300人以上が犠牲となった播淡連絡汽船「せきれい丸」の沈没事故から75年となる9日、慰霊碑がある鳥ノ山展望台(兵庫県淡路市岩屋)に遺族らが集まり、手を合わせた。

 せきれい丸は戦後間もない1945年12月9日、荒天の中、定員の3倍以上の乗客を乗せて岩屋港から明石港に向けて出港。強風と横波により転覆し死者、行方不明者304人の大惨事となった。

 慰霊碑の前には、遺族ら6人が集まり、お菓子や果物などを供えて犠牲者を悼んだ。漁師だった父を亡くした浜口千枝子さん(86)=淡路市=は「怒られた記憶がないくらい優しかった」と振り返り、「遺族も高齢になり年々訪れる人も減ってきて寂しい」と目を伏せた。

 せきれい丸が題材の絵本を11月に出版した絵本作家の田島征彦さん(80)=同市=は「事故の記憶は薄れていくが、絵本を通して若い世代にも知ってもらえれば」と話した。(吉田みなみ)

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