巨大タマネギの栽培に挑もう コンテスト参加者募る 南あわじ市民限定
2020/12/08 05:30
「巨大玉ねぎコンテスト」への参加を呼び掛ける公民館の職員=南あわじ市志知佐礼尾
タマネギ1玉の重さを競う「第2回巨大玉ねぎコンテスト」が来年9月に開かれる。兵庫県南あわじ市民限定で、家庭菜園のアマチュアからプロの農家まで参加できる。エントリーは来年1月末までで、主催する三原志知公民館が挑戦者を募っている。(西竹唯太朗)
関連ニュース
巨大玉ねぎコンテスト、唯一1キロ超え 南あわじの亀渕さん優勝
飛ぶように売れるサラダ専用タマネギ「生一番」 1日最大250キロ売れる
30年で初めて!四つに分かれた珍タマネギ
タマネギのPRを目的に、同館が昨年から開催。対象品種は12~1月に植え付け時期を迎える中手品種のターザン限定で、味は問わず重量のみで競う。前回大会では唯一、1キロの壁を越えた1・79キロの大物が頂点に立った。南淡路農業改良普及センターによると、近年のターザン品種の平均重量は300グラム前後。2Lサイズでは平均450グラムを超えるが、1キロ以上の玉はめったにお目にかかれないという。
今年は昨年に比べ、冬場の平均気温が低いと見込まれており、同センターは「暖冬だった昨年を超えるのは難しいのでは」と予測する。大きく育てるには、▽日当たりの良い場所を選ぶ▽肥料を多くする-などがポイントという。
タマネギの計測は、9月中旬に開催予定の「三原志知ふれあい文化祭」で行う。優勝者には全国有名温泉のペア宿泊券が贈られる。同館の関口功館長(65)は「多くの人が参加することで、タマネギも地区のことも話題になれば」と呼び掛ける。申し込みは三原志知公民館TEL0799・42・6343