阪神・近本選手「来季も盗塁王目指す」淡路市訪れ決意

2020/12/27 05:30

淡路市役所を訪れ、エレベーターにサインをした近本光司選手=淡路市役所

 兵庫県淡路市スポーツ親善大使を務める阪神タイガースの近本光司選手が26日、同市の門康彦市長を表敬訪問し、来季への意気込みなどを語った。 関連ニュース 38年待ちに待った…虎ファン「希望と感動もらった」 阪神38年ぶり日本一 「きょうから安心して寝られます」 ド派手“尼のトラおばちゃん”も喜び爆発 阪神日本一 阪神2度目の日本一 県内百貨店やスーパーで6日から「Vセール」

 2019年にドラフト1位で阪神に入団し、今年は新人から2年連続で盗塁王に輝いた近本選手。昨年から同大使を務め、今月は母校の児童らとリモート交流なども実施した。
 門市長は「来年も期待している」と話し近本選手に花束を贈呈。来季について近本選手は「3年連続盗塁王とともに、チームで勝つことを目標にしたい。ここまで3位、2位ときているので優勝したい」とし、「100得点を目指し、1番打者としての仕事をやっていきたい」と意気込みを語った。「新型コロナによる規制で外出ができなかった分、家族と過ごせる時間が増えた」と1年を振り返り、「自粛期間中の“おうち時間”で苦手なコーヒーが飲めるようになった」と笑顔で話した。
 自身の写真がラッピングされている市役所のエレベーターにはサインも。「地元の子どもたちからは身近な人でありたい。今はできなくても、いつか野球教室やスポーツ大会などができたら」と力を込めた。(赤松沙和)

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