3市施設、利用時間短縮 市長「不要不急の外出自粛を」 2月7日まで
2021/01/14 05:30
緊急事態宣言の発令に向けて対策本部会議を開く市幹部=南あわじ市役所
国の緊急事態宣言再発令に伴い、兵庫・淡路島内3市は県の対処方針に合わせて14日から来月7日まで、公共施設の利用時間を午後8時までに短縮することなどを決めた。3市とも不要不急の外出自粛などを呼び掛ける市長メッセージを、ホームページなどで発信する。
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洲本市は、13カ所の全公民館やスポーツ施設の閉館時間を午後8時とし、屋内施設は収容人員を半分以下とする。
淡路市も14日から、市内14カ所の公民館や16カ所の体育センターの開館時間を午後8時までに短縮。しづかホール、サンシャインホールなどの文化ホールも指定管理者に営業時間の短縮を要請する。テーマパーク「ニジゲンノモリ」では、一部のアトラクションやレストランで時短営業。淡路ワールドパークONOKOROは定休日の19日から29日までの臨時休園を決定。2月に入ってからの休園も検討するという。
南あわじ市は、市管理の80カ所以上の施設で、緊急会合など一部を除き利用時間を午後8時までに制限。農業公園「淡路ファームパーク・イングランドの丘」で週3日、道の駅うずしおと、大鳴門橋記念館で週2日の休業日を設ける。(赤松沙和、内田世紀、西竹唯太朗)