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福岡県で出土した2本の銅矛=南あわじ市滝川記念美術館
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福岡県で出土した2本の銅矛=南あわじ市滝川記念美術館
銅矛の各部名称を説明するパネル=南あわじ市滝川記念美術館
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銅矛の各部名称を説明するパネル=南あわじ市滝川記念美術館

 古代の矛をテーマにした企画展「国生み神話と矛」展が、兵庫県南あわじ市松帆西路の滝川記念美術館「玉青館」・松帆銅鐸(どうたく)展示室で開かれている。福岡県で発見された銅の矛2本を展示。パネルも用意し、国生み神話や、淡路島で多く見つかっている銅鐸や銅剣を含めた青銅器の変遷について解説している。7月25日まで。

 古事記でイザナギとイザナミは矛で海をかき混ぜたとされる。一方、銅矛は実際には九州を中心とした地域で、武器ではなく祭祀(さいし)の道具として使われていたという。淡路島内では見つかっておらず、どんなものかを住民が目にする機会は少なかった。

 今回、展示する銅矛は、戦後まもなく福岡県の須玖(すぐ)岡本遺跡から出土した9本のうちの2本という。長さ約80センチ、幅約12センチ。九州北部で製造された銅矛の特徴として、刃の部分によく見ると、角度を変えながら研磨することでできる矢羽根状の模様がある。

 パネルでは弥生時代の前期と中期、後期に分け、銅矛や銅鐸、銅剣などの青銅器が使われていたとされる地域の分布を紹介。大きさや形の変遷を描いた表も付けた。学芸員の的崎薫さん(48)は「実物をみて魅力を感じてほしい」と話す。

 午前9時から午後5時(入館は午後4時半まで)。月曜休館。入館料は大人300円、大学高校生200円、小中学生100円。玉青館TEL0799・36・2314

(中村有沙)

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