20万本の菜の花で巨大迷路 洲本
2021/03/22 05:30
菜の花迷路を進む子どもたち=洲本市大野
約20万本の菜の花で作る「菜の花迷路」が、兵庫県洲本市大野地区に今年もお目見えした。一面黄色の花畑を、子どもたちが元気に駆けた。4月4日まで。
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周辺の農家らでつくる「大野菜の花ひまわり部会」が、2015年から始めた。循環型社会を目指す市のエコプロジェクトに参加し、育てた菜の花は後日菜種油などにする。
迷路の広さは約2千平方メートルで、全長350メートルほど。車いす利用者も楽しめるよう、今年は入り口付近の通路にゴムシートを敷いて地面を整えた。迷路に挑んだ子どもは「どこにおる?」「こっちや」と声を掛け合ってゴールを目指した。
21日の開会式では、地元の児童が和太鼓を披露。大野小2年の女児(8)は「リズムに乗ってたたけて楽しかった」と笑顔だった。
迷路開放は午前10時~午後4時。(吉田みなみ)