こいのぼり、サクラ並木と菜の花畑に悠々 洲本・五色

2021/03/30 05:30

田園風景の中で泳ぐこいのぼり=洲本市五色町下堺

 サクラ並木と菜の花畑を、こいのぼりが悠々-。兵庫県洲本市五色町下堺のみたから公園周辺で29日、「堺活性化委員会」の住民らがこいのぼり20匹を連ねた。春の陽気の中、「花々と映えるスポット。訪れる人に写真撮影を楽しんでもらえたら」と見上げた。 関連ニュース 20万本の菜の花で巨大迷路 春彩る黄色のじゅうたん、菜の花3万本が満開 「さとの風ファ~ム」 斜面に春の彩り 菜の花5万本見ごろ 神戸総合運動公園【動画】

 1995年に川沿いにソメイヨシノ約20本を植樹したのが始まり。約15年前から休耕田で菜の花を育て、こいのぼりを飾るようになった。毎年、バザーや餅つきなどを催していたが、新型コロナウイルス禍で昨年に引き続き断念した。
 この日は約20人が作業した。川の上に張った約100メートルのワイヤに、こいのぼりをつるした。サクラ並木には、子どもらの名前が入ったちょうちんなど約150個を飾った。藤野文一会長(70)は「コロナ収束を願いながら飾った。ぜひ見に来て」と話した。
 ちょうちんは4月4日まで、午後6~10時ごろに点灯する。こいのぼりは8日まで。(吉田みなみ)

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