淡路

  • 印刷
淡路学読本の改訂ダイジェスト版を手にする投石文子さん(右)と平田雅路さん=洲本市五色町都志米山
拡大
淡路学読本の改訂ダイジェスト版を手にする投石文子さん(右)と平田雅路さん=洲本市五色町都志米山

 兵庫・淡路島の歴史や自然、文化を網羅した「淡路学読本」の改訂ダイジェスト版が完成した。これまで島内の高校生に配ってきたものを充実させ、一般向けに販売する。2年がかりで準備を進めた同県洲本市在住の大学教員は「地元の人が知らないことも多い。『島の教科書』として、子どもも大人も、幅広く手にとってほしい」と呼び掛ける。(上田勇紀)

 淡路学読本は、明石海峡大橋ができ、古里の存在意義をあらためて考えようと、有識者でつくる「淡路島デザイン会議」が2002年に発行。読本の編纂(へんさん)会議などが14年に改訂版を出し、15年には高校生向けに中身を凝縮させ、サイズを小さくした「ダイジェスト版」を作った。今回の改訂は、「ダイジェスト版を一般向けにも販売してほしい」との声が寄せられたことから企画された。

 編著者は、洲本実業など島内外の高校で校長を歴任し、現在は四国大(徳島市)で特認教授を務める投石文子さん(62)=同県洲本市。最初の読本から発行に関わり、その後もライフワークとして、ほかの執筆者と共に内容の更新を進めてきた。

 今回の読本は「淡路の自然」「淡路の産業」「淡路が生んだ人物」など7項目を盛り込み、全77ページ。従来のダイジェスト版より、やや大きくB5判にした。兵庫県南あわじ市で15年に見つかった弥生時代の「松帆銅鐸(どうたく)」を含め、島の歴史を詳しく紹介している。盛んな祭りや郷土料理、地場産業なども、写真を交えて丁寧に伝える。

 投石さんは「少子化が進む中で、文化の継承が難しくなっている。読本を読んで役立ててほしい」。表紙写真や組み写真を担当した淡路市大町上の写真家、平田雅路さん(42)は「地域の魅力発見につながってもらいたい」と期待する。

 題名は「Awajigaku-改訂淡路学読本ダイジェスト版-あなにやし淡路島」。編纂会議と投石さんの私塾「にこちゃん塾」が発行。1部1100円。グランドニッコー淡路(同県淡路市夢舞台)や坂本文昌堂本店(洲本市本町5)、同シーパ店(南あわじ市湊)などで取り扱う。希望部数や名前、住所、電話番号を記し、同塾にファクス(0799・33・1268)でも申し込める。

淡路
淡路の最新
もっと見る

天気(6月25日)

  • 27℃
  • 22℃
  • 30%

  • 29℃
  • 19℃
  • 30%

  • 28℃
  • 22℃
  • 30%

  • 29℃
  • 21℃
  • 30%

お知らせ