澄んだ空色「ネモフィラ」の花 イングランドの丘で見頃

2021/04/21 05:30

見頃を迎えた10万本のネモフィラ=南あわじ市八木養宜上

 澄んだ空色の花を咲かせる「ネモフィラ」が、兵庫県南あわじ市八木養宜上の観光施設「淡路ファームパーク・イングランドの丘」で見頃を迎えている。汗ばむ陽気となった20日、観光客らが花畑内をそぞろ歩きし、快晴の青空と花の青さを見比べていた。 関連ニュース 淡路島一円で花楽しむフェア開幕 5月30日まで 淡路島「花みどりフェア」 県農高生が庭園仕上げに参加 最高齢コアラ「みどり」にギネス証書 イングランドの丘で贈呈式

 北米原産の一年草。ギリシャ語の「森」と「愛する」の2語から名付けられ、北米では森の近くで見られるという。同施設では3年ほど前から植栽を開始。春の風物詩として人気を集め、約10万本が植わっている。見頃は今月末ごろまで。
 神戸地方気象台によると、この日の南淡(南あわじ市)の最高気温は22・6度で、今年最高を記録した。神戸市から親子3人で訪れた会社員の男性(36)は「青い花が青空によく映えていた。来年もまた来たい」と笑顔だった。(西竹唯太朗)

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