淡路島内、1週間で60人超感染 防止策の再徹底呼び掛け 新型コロナ
2021/04/25 05:30
神戸新聞NEXT
兵庫県は24日、洲本健康福祉事務所管内(淡路市、洲本市、南あわじ市)の居住で、新たに12人の新型コロナウイルス感染者を確認したと発表した。
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年代は10代1人、30代1人、40代1人、50代1人、60代3人、70代4人、80代1人。軽症か無症状で、既に感染が判明した人の濃厚接触者や接触者。
このうち70代女性と60代男性の2人は、管内の診療所で発生したクラスター(感染者集団)の新たな陽性者で、このクラスターは計13人となった。
淡路市は同日、市立学校に勤務する60代非常勤職員の感染が確認されたと発表。この学校の子どもらと濃厚接触が疑われる業務対応はなく、他に感染が疑われる症状を訴えている職員はいないとしている。
洲本健康福祉事務所管内の新感染者の発表は、2月中旬から約1カ月間なかったが、3月下旬から増え始め、4月11~17日の1週間で一気に約40人となり、18~24日は60人を超えた。県は感染防止の再徹底を呼び掛けている。
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