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島内3市で先行する南あわじの個別接種=22日、阿那賀診療所
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島内3市で先行する南あわじの個別接種=22日、阿那賀診療所
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 新型コロナウイルスワクチン接種を医療機関が担う「個別接種」について、兵庫県淡路市は7月1日にも、65歳以上の高齢者が受けられるようにする方針を明らかにした。ワクチン接種を希望する高齢者が当初見込んだより多いためで、医師会と調整して普及を早める。島内では、南あわじ市ですでに始まり、洲本市は検討中だ。(吉田みなみ)

 淡路市は現在、65歳以上約1万7千人を対象に、市庁舎などでの集団接種の予約を受け付け、順次実施している。

 当初、接種を希望する高齢者は約7割と見込んでいた。予約を始めると、8割以上が希望した。計画した集団接種の日程では、希望者に行き渡るのが遅れそうなため、個別接種も併せて実施することにした。

 市によると、7月以降の集団接種をすでに予約している高齢者は5千人ほどいる。この中で個別接種を望む人がいる場合、重複しないよう、予約の変更を受け付ける。個別接種に対応する医療機関は、約20カ所になりそうという。

 同市内では、商工会による64歳以下を含めた職場接種も、7月5日から始まる。集団、個別接種と医師の派遣元になる病院がかぶる場合も想定されるが、市健康増進課は「集団接種に影響のない範囲で進めてもらい、市民の接種機会が増えるようにしたい」とする。

 南あわじ市は、島内で最も早く、5月末に高齢者への個別接種を始めた。民間の5病院と市の3診療所の計8カ所で実施し、これまでの予約の内訳は、集団が約7割、個別が約3割という。

 県の今月20日の発表によると、南あわじ市は1回目の接種を終えた高齢者の割合が71・6%と、県全体の38・8%を大きく上回り、41市町で6番目に高かった。国が示す7月末までの高齢者接種完了をほぼ達成できる見込みといい、市健康課は「集団、個別接種を並行できたことで早いワクチン接種の普及につながった」とする。

 阿那賀診療所の大鐘稔彦医師(78)は、「5月の初日は電話が殺到し、診療所前に約150人が列をつくった。高齢者が多い地域であり、ワクチン接種は大きな関心事。近所で受けられるから希望する人もいるだろう」と話す。

 洲本市は個別接種について、医師会と調整中という。まずは市文化体育館で実施している集団接種で、予約枠の拡大に力を入れており、6月から協力する医師を1日当たり4人から5人に増やした。市健康増進課は「集団接種で可能な限り早く市民にワクチンを行き渡らせたい」とする。

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