いろんな人を乗せ人力車で「アワイチ」 大阪マラソンでギネス記録達成の福浪さん

2021/06/09 05:30

人力車に園児を乗せて引く福浪弘和さん=洲本こども園

 人力車を引いて旅する兵庫県明石市の福浪弘和さん(34)が8日、同県洲本市本町7の洲本こども園を訪れた。初めて乗る園児らは目を輝かせた。 関連ニュース げたランナー、人力車で日本1周へ 明石公園で日々鍛錬 「絶対無理」に挑戦、突破、感無量…板前さんが“げた履きマラソン”のギネス記録更新 【写真】ギネス世界記録の認定証と、げたを持つ福浪さん

 福浪さんは、明石市で板前として働く傍ら、2019年の大阪マラソンにげたを履いて出場し、ギネス記録を達成した。昨年6月に自費で約200万円の人力車を購入。明石市の市街地で無料で人を乗せて走るなど、一風変わった挑戦を続けている。
 今年4月、新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言で、勤務先が休業した。長期休暇が取れる貴重な機会と前を向き、野宿しながら淡路島を1周し、いろんな人を乗せる人力車の「アワイチ」を試みることにした。
 7日、明石市から船で淡路島へ渡り、東浦を南下。夕方に洲本に着いた。「入浴施設などの案内をしてくれる親切な住民がいた」と福浪さん。8日午前に同園の関係者と知り合い、乗車体験を引き受けた。
 4、5歳児クラスの約50人が順番に人力車に乗り、園庭で約5メートルを行き来した。はじめは座席の高さを怖がっていた園児も、福浪さんが車体を持ち上げ前進すると笑顔に。男児(5)は「ふわっと持ち上がったのが楽しかった」と話していた。(吉田みなみ)

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