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8月の公演に向けて意欲を高める淡路人形座の若手座員=南あわじ市福良甲
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8月の公演に向けて意欲を高める淡路人形座の若手座員=南あわじ市福良甲

 国指定重要無形民俗文化財・淡路人形浄瑠璃のプロ団体「淡路人形座」は、入座9年目までの座員で構成する若手会を発足させた。8月21日に兵庫県南あわじ市福良の常設劇場で若手のみの公演を企画し、稽古に励んでいる。新型コロナウイルス禍で集客に苦しい中でも、場数を踏んで腕を磨きたいとする。(西竹唯太朗)

 通常、若手座員は日々の稽古に加え、本公演で裏方をしながらベテランの技術を見聞きし、技術を磨く。しかし、昨春からのコロナ禍で状況は一変した。緊急事態宣言中、劇場は休業し、都市部への出張公演も相次いで中止となった。

 発表の場が減少する中で、若手会の立ち上げを決定。公演会を催すことで若手らのモチベーションも高めようと、ベテランたちも協力する。

 若手会のメンバーは7人で、公演に必要な人形遣い、太夫、三味線がそろっている。予定する演目は、生き別れた親子の情愛を描いた演目「傾城阿波(けいせいあわ)の鳴門 順礼歌(じゅんれいうた)の段」と、火刑を覚悟で恋人を救おうとする娘・八百屋お七の演目「伊達娘恋緋鹿子(だてむすめこいのひがのこ) 火の見櫓(やぐら)の段」の2本立て。入場料は通常公演の3分の1以下にする。

 若手会では最も座員歴が長い人形遣いの吉田千紅さん(27)は、「練習を重ねても発表できなくなることが多かった。目標ができた」と喜ぶ。

 4月に入座した新人太夫の栗林直輝さん(19)にとっては初舞台となり、「未熟なところが多いけど、頑張りたい」と力を込めた。

 ベテラン座員の1人は「フレッシュさを温かく見守ってくれれば」と話す。午後6時開演。60席。入場料500円。同座TEL0799・52・0260

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