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春陽荘の客殿の前で、VR映像の臨場感を高めるスマホ用ゴーグルを手にする社団法人のスタッフ(右)と高山傑さん=洲本市宇山2
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春陽荘の客殿の前で、VR映像の臨場感を高めるスマホ用ゴーグルを手にする社団法人のスタッフ(右)と高山傑さん=洲本市宇山2

 国登録有形文化財の近代和風住宅「春陽荘」(兵庫県洲本市宇山2)を、現地にいるかのように紹介する仮想現実(VR)の映像ができた。全景を上空から見下ろしたり、建物内部を360度見渡したりする内容。インターネットで公開し、スマートフォンをはめ込んで使うゴーグルも無料で配っている。(吉田みなみ)

 IT企業の電鉄商事(東京)が、文化庁の文化財多言語解説整備事業で企画した。映像の制作はVRサービスのハコスコ(同)が担った。

 春陽荘は1941年、造船業で富を得た岩木秀雄氏が、社長宅兼事務所として建てた。約1400平方メートルの敷地に常住殿や客殿など8棟がある。家主の高山傑さん(52)が一般社団法人を設立し、建物の保存のほか、イベント会場や宿泊施設としての活用に取り組んでいる。

 VR映像には、普段は開放していない客殿や寝殿の内部も含めた。格天井や縁起物の形に掘られた欄間など、細部まで撮影した。日本語、英語、中国語の音声案内がある。

 ゴーグルの無料配布は、淡路文化史料館と洲本観光案内所、淡路島くにうみ協会で8月末まで。より臨場感を楽しんでもらおうと約800個を用意している。1世帯につき1個に限る。

 新型コロナウイルスの感染再拡大による緊急事態宣言の発令中、春陽荘では見学時間を短縮。建物内で営業する甘味所も休業し、観光で訪れる人が減ったという。高山さんはVR映像について、「現地に来られなくても知ってもらえる良い機会。コロナ禍が落ち着いたら実際に訪れてほしい」と話している。映像に関する説明や無料配布分以外のゴーグルの購入希望は春陽荘ホームページ(https://shunyoso.jp/ja/)

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