地域から愛される施設に 改修中の旧淡路高一宮校で内覧会

2021/07/22 05:30

改修が進む校舎を見て回る参加者=旧淡路高校一宮校

 飲食や宿泊、キャンプ場などの複合施設へ改修が進む旧淡路高校一宮校(兵庫県淡路市郡家)で21日、地元住民ら向けの内覧会があり、行政関係者を含めて約100人が訪れた。 関連ニュース 甲南医療センター過労自殺 遺族が会見「医師を守れない病院に患者を守れるのか」 「数学・理科甲子園ジュニア」須磨学園中が優勝 準優勝は明石市立大久保中 神戸市消費者物価指数、7月は3.3%上昇 生鮮食品を除く、食関連の幅広い値上がり続く

 同校の土地と建物は昨年6月、造園会社「須磨北造園土木」(神戸市須磨区)の席定京吾代表(44)が購入した。
 この日は、現地で席定さんが施設名を「Reベース369(みろく)」にすると発表。来年1月の開業を目指すとし、「大手企業のような力はないが、地域に愛される取り組みをしたい」とあいさつした。
 イベントスペースなどとして再生予定の体育館、校長室を改修したエントランス、教室を再利用する客室などを紹介。住民団体「くにうみ神話のまちづくり実行委員会」の柏木秀樹委員長(76)は「誰もが気軽に集える楽しい場所にしてほしい」と話していた。(内田世紀)

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