江戸から昭和に漁師が愛用した「どんざ」にスポット 北淡歴史民俗資料館で企画展

2021/07/27 05:30

淡路島で愛された「どんざ」の魅力が詰まった企画展=淡路市浅野南

 江戸後期から昭和初期を中心に、淡路島の漁師らが愛用した衣服「どんざ」にスポットを当てた企画展が、兵庫県淡路市浅野南の北淡歴史民俗資料館で開かれている。海での安全を願って、丁寧に施された伝統的な刺しゅう模様が目をひく。(上田勇紀)

 どんざは全国各地で使われ、島内では特に漁師が着ることが多かった。木綿布を重ねて作られ、防寒機能に優れた。普段の仕事に加え、祝いの席などさまざまな場面で活躍したという。
 会場には、淡路市の北淡地域などで使われたどんざ23点のほか、昭和の写真や古い漁具も展示。時間をかけて仕上げ、美しい刺しゅう模様が特徴的な「刺し子」のどんざを中心に、島の歴史や文化に触れられる。
 10月31日まで。午前9時~午後5時(入館は午後4時半まで)。月曜休館(祝日の場合は翌平日休館)。入館料は中学生以上310円、小学生150円。
 同館TEL0799・70・4135

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