全国高校女子硬式野球選手権 蒼開がベスト8進出

2021/07/29 05:30

神戸新聞NEXT

 第25回全国高校女子硬式野球選手権大会の3回戦が28日、兵庫県丹波市のつかさグループいちじま球場であった。同県洲本市の蒼開高校は名古屋市の至学館高校に4-2で快勝し、ベスト8進出を決めた。 関連ニュース 神戸弘陵が2年ぶり3度目の日本一 全国高校女子野球 岐阜第一に快勝「高校3冠」に 全国高校女子野球 蒼開の粘り、1点及ばず「強豪追い詰めた。胸張っていい」 全国高校女子野球 淡路会場でも開会式、25日まで計20試合予定 蒼開は逆転で初戦を突破

 初回に失策で1点の先制を許したが、二回裏に反撃に転じた。1死二塁から藤本香蓮選手が右線に適時三塁打を放ち同点。その後1死二、三塁とし、木戸菜々美選手の内野ゴロの間に藤本選手が生還し逆転した。
 四回には無死満塁から木戸選手がスクイズを決め1点追加。七回にも木戸選手が左中間適時三塁打を放った。
 投げては先発松木彩花投手がコースを丁寧に突く投球で至学館打線を翻弄(ほんろう)。六回に適時打で1点を失ったが、2番手の藤本投手が後続を断った。守備陣も2併殺を奪うなど堅い守りが光った。
 甲子園球場(西宮市)である決勝まで、あと2勝。30日の準々決勝で神戸市の神戸弘陵学園と対戦する。(内田世紀)

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