淡路

  • 印刷
市内の公民館に設けられたフェニックス共済の出張窓口=南あわじ市榎列下幡多
拡大
市内の公民館に設けられたフェニックス共済の出張窓口=南あわじ市榎列下幡多

 災害で壊れた住まいに再建費用が給付される県住宅再建共済制度(フェニックス共済)の加入率が兵庫県南あわじ市で上昇している。2020年度末時点で30・3%と初めて30%を超え、県内自治体ごとでは佐用町に続く2位となった。県とともに、市内自治会も周知活動に力を入れ、さらなる加入率の向上を目指す。(西竹唯太朗)

 フェニックス共済は阪神・淡路大震災を教訓に県が創設。すべての自然災害を対象に、年5千円の掛け金で半壊以上なら新築・購入した場合に600万円、補修は損傷程度に応じて最大200万円が給付される。年千円の上乗せで最大50万円の家財再建もある。

 南あわじ市などによると、今年7月末時点の同市の加入率は30・6%。県内平均の9・6%を大きく上回り、淡路地区全体の平均値23・4%と比べても高い水準にある。

 ただ、南あわじ市内の地区別加入率では、新興住宅地の多い内陸部で高く、南海トラフ地震で津波が発生した際に被害が想定される海側の地域が低いという。「古い家だと“いまさら入っても”という人も多いのでは」と、市の担当者は意外な数字の理由を推測する。

 そこで県や市、自治会が協力し、昨年から市内21地区の公民館で、順に出張窓口を設けて加入を促している。また、チラシの全戸配布や地区ごとに制作する広報への掲載なども予定している。市連合自治会の原孝会長(76)は「住人の防災意識は高い。(命を守る)避難訓練に加え、(生活再建のための)備えとして共済への加入を促してきたい」と話していた。

淡路
淡路の最新
もっと見る
 

天気(10月29日)

  • 20℃
  • 13℃
  • 10%

  • 18℃
  • 12℃
  • 20%

  • 21℃
  • 12℃
  • 0%

  • 20℃
  • 11℃
  • 10%

お知らせ