渦潮ご当地グルメ開発へ 南あわじ市と鳴門市がワークショップ計画

2021/09/10 05:30

参加店舗を募集する南あわじ市のチラシ

 兵庫県南あわじ市と徳島県鳴門市は、鳴門海峡の海産物を生かす新しいご当地グルメの開発に、連携して乗り出す。今月から10月にかけ、両市でワークショップを計画。飲食店や宿泊施設に参加してもらい、考案したメニューを観光情報サイトなどでアピールする。(西竹唯太朗) 関連ニュース 穴子ずし、志方牛、ユズサイダー…「姫路食博」開幕、播磨のご当地グルメ勢ぞろい 24日まで ご当地タニタごはんコンテストで「人気メニュー賞」 相生の料理研究家・喜多マリコさん 兵庫の郷土料理をアレンジ 姫路商高、災害食のパンが大賞 商業高校フードグランプリ 地元食材で食べやすく 7年間保存可能

 渦潮に代表される鳴門海峡の魅力を発信するため、両市が今年から取り組む「広域観光ブランディング事業」の一環。観光客らへのヒアリング調査などを実施し、新たな商品づくりにも力を入れる。
 南あわじ市のワークショップは16、30日、10月13、29日の計4回。市役所を会場にする。全国でご当地グルメづくりを推進するじゃらんリサーチセンター(東京)が請け負い、同センターのグルメ開発プロデューサー・田中優子さんが講師を務める。
 対象業者は、市内の飲食店や海鮮料理を提供できる宿泊施設、土産店、販売先のある加工業者など。完成したメニューをそれぞれ提供し、観光情報サイト「じゃらんnet」に掲載する。市商工観光課TEL0799・43・5221

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