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動きを合わせて-。フラッグを手に運動会の練習に励む6年生=淡路市生穂、津名東小学校
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動きを合わせて-。フラッグを手に運動会の練習に励む6年生=淡路市生穂、津名東小学校

 新型コロナウイルスの影響で、兵庫・淡路島内の小中学校の大型行事が秋に集中している。近年、春に運動会を行う小学校が増えたが、今年は2度の緊急事態宣言でずれ込み、修学旅行や自然学校などと時期が重なるケースが多い。感染が再拡大する恐れもあり、時間は限られる。各校は行事の中止や縮小を含め、例年にない「過密日程」をやりくりする。(上田勇紀、吉田みなみ)

 今月5日午後。兵庫県淡路市生穂の市立津名東小学校で、6年生が11月6日に迫る運動会の練習に励んでいた。

 フラッグ(旗)を使った表現運動で、児童が音楽に合わせて軽快な動きを見せる。本番では自分たちで考えた振り付けを披露するといい、児童(12)は「小学校最後の運動会なので、気を引き締めてやりたい。コロナ禍でも、できることをやっていきたい」と笑顔を見せた。

 同校の運動会はもともと5月下旬だった。しかし、昨年から数えて3度目となる緊急事態宣言(4月25日~6月20日)で9月下旬に延期。さらに、4度目の宣言(8月20日~9月30日)で11月6日に再延期した。

 過密日程を和らげて練習時間を確保するため、11月4、5日に予定した地域向けの「オープンスクール」を中止する。稲室直樹校長は「運動会を11月下旬にしようかと思ったが、感染の“第6波”が来るとできなくなる。保護者の要望もあり、運動会を優先した」と苦心する。

 それでも、綿密な準備が必要な運動会が11月になり、10月は忙しさが増す。5年生の自然学校は、縮小した宿泊行事を10月初めに実施した。校区内を巡るオリエンテーリングを12日に終え、6年生の修学旅行も10月中に予定する。「調整は大変だが、行事を通じた楽しさを子供たちに味わってほしい」と稲室校長は願う。

 南あわじ市・洲本市組合立の広田小と広田中(いずれも南あわじ市広田中筋)は、例年5月の「合同体育会」を緊急事態宣言の発令で中止した。広田小は6月、応援合戦と学年別リレーを行う「リレー大会」で代替した。広田中は、11月にボッチャ大会を企画している。

 一大行事の縮小を余儀なくされ、広田中の廣地由幸校長は「2学期は進路決定にも大事な時期。10月以降も緊急事態宣言が延長されていたら中止も検討せざるを得なかった。生徒には行事ができる喜びを感じてほしい」と話す。

 島内の他の小中学校も運動会や修学旅行のスケジュール調整に追われた。感染防止の対策は引き続き必要で、手探りの対応が続く。

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