淡路島周辺3海峡で清掃活動 藻塩づくりなど体験会も 来月6日、参加者募集

2021/10/29 05:30

3海峡クリーンアップ大作戦の参加者に配るグッズを詰める森の木ファームの通所者=南あわじ市賀集八幡

 鳴門の渦潮の世界遺産登録を目指す「3海峡クリーンアップ大作戦」が11月6日、兵庫県南あわじ市の伊毘海岸、洲本市の生石海岸、淡路市の田ノ代海岸で開かれる。清掃活動と藻塩づくり体験などの内容で、3会場計1800人を目標に31日まで参加者を募集している。 関連ニュース 渦潮ご当地グルメ開発へ 南あわじ市と鳴門市がワークショップ計画 夜のうずしお、ライトで演出 初のナイトクルーズ 海賊気分で明石海峡を周遊 旧たこフェリー乗り場発着、16日就航

 世界遺産登録を目指す市民や議員、事業所など6団体でつくる実行委員会の主催。3海峡清掃は昨年に続き3回目。活動を通じ、紀淡海峡から入った潮が、大阪湾を経て明石海峡を通る▽鳴門海峡で渦潮を発生させる-メカニズムを知ってもらう。前回は約1200人が参加し、約3・8トンのごみを集めた。
 当日に向けた準備に、就労・自立支援施設「森の木ファーム」(南あわじ市)が協力。参加者に配るクリアファイルなど記念グッズの袋詰めに取り組んでいる。
 3会場とも午前9時半~正午。ホームページなどから参加を申し込む。洲本市会場では流木を使った鉛筆づくり、南あわじ市会場では蜜ろうを使った再利用可能なラップづくり、淡路市会場では馬との触れ合い体験がある(いずれも当日先着順)。実行委事務局TEL080・8541・0385
(西竹唯太朗)

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