道の駅隣りで展開の宿泊特化型ホテル「マリオット」開業 淡路市に23年夏
2021/11/06 05:30
マリオット・インターナショナルなどが展開する宿泊特化型ホテルの建設予定地(左)=淡路市浦
積水ハウスと米ホテル大手マリオット・インターナショナルは、全国の道の駅の隣接地で展開する宿泊特化型ホテル「フェアフィールド・バイ・マリオット」を2023年夏、兵庫県淡路市に開業すると5日までに発表した。
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両社の地方創生事業「Trip Base(トリップベース)道の駅プロジェクト」。ホテルを拠点に、食事や買い物は道の駅や地元店の利用を促すことで地域経済の活性化を図る。
20年10月に京都府などで始め、これまでに5府県14カ所がオープンした。23年までに9道県15カ所が完成予定で、兵庫県では南あわじ市、豊岡市、養父市で開業を予定している。
淡路市では、同市浦の道の駅「東浦ターミナルパーク」隣に、4階建て延べ3200平方メートル、87室のホテルを建設する。全室2人利用の25平方メートル、シャワーとトイレ付き。価格は1室1万~1万5千円を見込む。
積水ハウスの担当者は「東浦地域は神戸からのアクセスが良好。新ホテルは海水浴場に面した立地で、淡路島ならではのリゾート気分を味わえる」と話す。(内田世紀)