全国シニアサッカー、石屋小教諭が出場へ 淡路市役所で激励会、健闘誓う
2021/11/23 05:30
門康彦市長(左)と山本哲也教育長(右)に健闘を誓った岡垣真人さん=淡路市役所
シニアサッカーの全国大会「JFA第20回全日本O-50サッカー大会」(27~29日、宇都宮市)に、兵庫県淡路市立石屋小学校教諭の岡垣真人さん(50)=洲本市=が出場する。神戸市を本拠地とする「兵庫サッカークラブ」のセンターフォワードとしてプレー。19日に淡路市役所であった激励会で、「夢を実現する姿を子どもたちに見せたい」と健闘を誓った。(内田世紀)
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岡垣さんは大阪府高槻市出身。小学3年からサッカーを始め、大学まで打ち込んだ。「全国大会は常に目標だったが、かなわなかった」と振り返る。大阪で教諭となり、「環境の良い淡路島で子育てがしたい」と29歳で移住。阿万小(南あわじ市)や志筑小(淡路市)などに勤務した。
40歳の時、シニアサッカーがあると知って再挑戦を決意。トレーニングを重ね試合にも出場した。昨年から同クラブに所属し、今年3月に県大会で優勝。7月の関西大会も勝ち抜き、初の全国切符を手にした。
全国大会には16チームが集い、4ブロックの予選リーグと、各1位チームによる決勝トーナメントを戦う。初戦は27日、優勝候補のFC船橋50(千葉県)と対戦する。「これまでは全国出場を目指してきたが、今のチームは日本一を狙える」と岡垣さん。「満足せず、さらに勝ち抜いて優勝したい」と決意を語った。