淡路花博20周年記念「花みどりフェア」 秋期来場者は155万7000人に
2021/11/29 05:30
神戸新聞NEXT
兵庫県などは、9月18日~10月31日に淡路島内一円で開いた「淡路花博20周年記念 花みどりフェア」秋期の来場者数が、155万7千人だったと発表した。新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言などの影響で一部催しを中止したが、解除後の10月は天候にも恵まれて来場者が増え、秋期目標の100万人を上回った。
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フェアは県や島内3市など78団体でつくる実行委員会の主催。淡路市の淡路夢舞台と国営明石海峡公園、洲本市中心市街地エリア、南あわじ市の観光施設「淡路ファームパーク・イングランドの丘」エリアをメイン会場とした。
155万7千人の内訳は、メイン会場37万7千人(淡路会場14万7千人、洲本会場12万4千人、南あわじ会場10万6千人)、島内79カ所のサテライト会場118万人。メイン会場の来場者の約75%は、宣言解除後の10月が占めた。
3月20日~5月30日に開かれた春期の来場者は、目標300万人に対して188万5千人だった。春秋合わせた来場者は計344万2千人となり、目標の400万人に届かなかった。
実行委の担当者は「コロナ禍での開催となったが、訪れた人に憩いの場を提供できた」としている。
フェアは事前の広報や準備を含め、県基金などを活用して7億6500万円の予算を組んでおり、実行委が支出額を精査している。(上田勇紀)