こいのぼり×菜の花×桜 鮮やか春のコラボ 洲本・みたから公園周辺

2022/03/31 05:30

菜の花畑の近くで泳ぐこいのぼり=洲本市五色町下堺

 兵庫県洲本市五色町下堺のみたから公園周辺に、こいのぼり約20匹がお目見えした。近くの菜の花畑とサクラ並木が4月初旬に見頃を迎える見込みで、住民や訪れる人が春らんまんの景色を楽しむ。 関連ニュース “花の島”淡路に春の訪れ 22年春「花祭」開幕 5月末まで多彩なイベント こいのぼり、サクラ並木と菜の花畑に悠々 洲本・五色 夜桜をLEDとろうそくの明かりで楽しんで 高砂・鹿島川沿いで4月2日から

 地元を元気にしようと、1995年に川沿いにソメイヨシノ約20本を植樹したのがきっかけ。地元住民でつくる堺活性化委員会が毎年、休耕田で菜の花を育ててこいのぼりを飾る。例年、バザーや餅つきなどを行う催しを企画していたが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため3年連続で中止した。
 川の上に設置した約100メートルのワイヤに、大小のこいのぼりをつった。サクラ並木には、地域の子どもの名前を印刷したちょうちん約200個を飾った。同委員会の藤野文一会長(71)は「催しはできないが、少しでも春らしい景色を楽しんで」と呼び掛ける。こいのぼりは4月9日まで。(吉田みなみ)

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