
岡田智博さん(58)
「状況が落ち着いているときこそ気を抜いてはいけない。犯罪だけでなく、災害なども、常に起こるかもしれないと考えて対策を」。心構えの大切さを後進に言い聞かせている。
その言葉は、自身の経験に基づいている。3年目だった1988年、暴力団の「山一抗争」をパトカーで警戒中、銃弾をあごに受けた。一命を取り留め、病院で目が覚めた。制服警官を撃ってこないという油断があった。防ぐことができず、「市民を巻き込みかねなかった」と悔やんだ。
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