反響絶大!「ブラタモリ」のロケ地巡り楽しんで 国生みの島・淡路のガイドブック発行

2022/05/19 05:30

ロケ地をたどるガイドブックと津守会美さん=洲本市海岸通

 淡路島フィルムオフィス(兵庫県洲本市)は、昨年秋に放送されたNHKの人気番組「ブラタモリ」のロケ地を中心に、島内のスポットを紹介するガイドブック「“はじまりの島”淡路島をぶらぶら歩こうロケーションガイドブック」を発行した。 関連ニュース ブラタモリ案内役「兵庫は道づくりとまちづくり発祥の地」 播磨臨海道計画シンポ ブラタモリでも活躍 「見学家」という仕事とは ブラタモリ、兵庫なぜ多い タモリさんのリクエスト?

 番組でタモリさんが巡った場所など30カ所を、歴史、地質、産業の三つの視点から案内する。国生み神話の「おのころ島」として伝わる南あわじ市の沼島や淡路瓦を取り上げ、写真入りで紹介している。執筆には、番組で案内役を務めた淡路市教育委員会の伊藤宏幸さん、県立人と自然の博物館研究員の加藤茂弘さんも携わった。
 A5判、14ページ。無料。1万部発行。島内の観光案内所や公共施設のほか、県外のアンテナショップなどでも配り、すでに約半分なくなった。
 同オフィス職員の津守会美さん(46)は「県内外から多くの反響があり、驚いている。映像作品のロケ誘致を続け、多くの人に島内を巡ってもらいたい」と話している。淡路島フィルムオフィスTEL0799・24・2001
(荻野俊太郎)

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