旬のブドウたわわに ベリーAやピオーネ、甘みは例年以上 淡路市の観光農園オープン
2022/08/30 05:30
ブドウ狩りを楽しむ来場者=淡路市野島常盤
猛暑の夏を越えた兵庫県淡路市野島常盤の「常盤観光ぶどう園」で、今シーズンの営業が始まった。甘みが強く、たわわに実った旬の味覚を目当てに、家族連れらが訪れている。(荻野俊太郎)
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野島常盤地区では約40年前、国の事業で丘陵地帯を開墾し、ブドウ園を造成した。同園は広さ約3万5千平方メートル。現在、農家9軒が「常盤観光ぶどう組合」に加盟し、甘みが強い「ベリーA」や風味が豊かな「ピオーネ」などの品種を栽培している。
今年は6月の少雨の影響で実は小さめだが、その分甘みが強く仕上がったという。真野康夫組合長(67)は「糖度が例年以上に高い。昼と夜の寒暖差が大きい高原ブドウのおいしさをぜひ味わって」と話す。
9月中旬まで営業予定。午前9時~午後4時。入園料は大人千円、4~10歳は800円。販売は2キロでベリーA1700円、ピオーネ2500円、2種のミックス2200円。