収穫したて、おいしさジューシー! 秋の名物、原木シイタケ狩り始まる 洲本の観光農園「あわじ花山水」
2022/10/18 05:30
水田さんに教わり、原木でシイタケを育てた谷口史朗さん=あわじ花山水
観光農園「あわじ花山水」(兵庫県洲本市千草戊)は、秋の名物としてシイタケ狩りを売り出している。園内のハウスに並んだ原木から収穫する。元洲本市地域おこし協力隊で農家の谷口史朗さん(29)=同市=が昨年から育て、「手探りだったが大きいシイタケができあがった。収穫したてのおいしさを味わってほしい」と話す。
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花山水を運営する水田進さんが元々、シイタケを育てていた。クヌギなどの原木に穴を開け、種菌を埋め込む。原木を水につけて適度に乾かし、ハウスの湿度を細かく管理する手間がかかる。体力に自信がなくなり、2017年を最後に断念していた。
学生時代から地域活性化事業に参加して花山水を訪れていた谷口さんが興味を持ち、水田さんが育成方法を伝授。昨年、シイタケ狩りを再開した。昨年は水田さんが菌を埋め込んだが、今年は谷口さんが約500本全て手がけた。
午前9時~午後5時。量り売りで300グラム1500円。七輪で炭火焼き(500円)ができる。要予約。11月半ばまで続ける。(吉田みなみ)